
―― この夏、貴社から発売予定の「Check & Balance(チェック&バランス)」ですが、私も今ひととおり体験させていただきました。一つ一つのメニューはとってもシンプルで、どれも短時間でできるのですが、ついついムキになってハマッてしまいました。そのうえ想像以上の運動量に驚きました。これまでの商品とは、かなりテイストが違うようですが、どんなコンセプトで開発されたのですか?
木村 ありがとうございます。大由里さんがおっしゃってくださったことがまさに、この商品のポイントだと思っています。誰でも自分の体重や体脂肪、100メートル走のタイムなど、「自分の能力を数値で知ること」に対して潜在的な欲求がありますよね。例えば、自分の「反射神経」を数値化できたらどうでしょう?人知れず練習して、自慢の数字が取れるようになったら披露して競い合う・・・そんなことも楽しいと思いませんか。
大人になると身体測定の機会が少なくなりますが、年齢を重ねると体力の衰えが気になりはじめます。ですから、簡単に身体能力を測れて、自分の体力レベルを知ることができたらいいのになぁ、と考えたことがこの「チェック&バランス」を思い立ったきっかけでした。自分のカラダの状態をチェックして、強化すべきポイントを知り、カラダのバランスを整える。この商品では、測定自体も効果的な運動となりますので、それらを組み合わせた様々な運動メニューも楽しんでいただけるようになっています。
―― 確かに、「反射神経」は陰で練習を積みたくなりますね(笑)。測定の内容やその目的などを紹介してください。
木村 自分の能力やコンディションがチェックできる2種類のチェックメニューがあります。
ひとつは身体の本質的な能力を測定する7種類の「カラダ機能メニュー」、もうひとつは目や耳からの刺激を脳で判断し、カラダをコントロールする能力を測定する7種類の「カラダ制御メニュー」で構成されています。
たとえば、何か予期せぬことが起こったとき、とっさの構えができるかで、大きなダメージを受けるかどうかが分かれます。例えば“つまずいたあとの一歩、二歩が出るか?”“手で体を支えることができるか?”“頭を守る防御体勢がとれるか?”といった瞬間的なカラダの反応次第で、極端な場合、その後の人生まで大きく変わってしまいます。
この「チェック&バランス」では、例えば自分の反射神経の様子を数値化して把握、その後適切な運動とトレーニングで反射神経の応答速度を改善していけるようなメニューなど、カラダの能力を総合的に向上できるよう、様々な運動計測メニューが準備されています。
また、いい記録を出そうと、ついつい一生懸命になるので、測定行為そのものが効果的な運動メニューになるようにもつくりました。一日10分程度のわずかの時間でも、毎日継続することで美容と健康や老化抑制のための運動効果が得られると思います。
―― なるほど、納得です。それにしても様々な使用シーンが想像できますね。
木村 そうなんです。プロのアスリートが使う高価な運動測定機器をモチーフに、運動や医学の専門家と「家庭で気軽に」できるように検討しながらつくりました。誰でも簡単に自分のカラダの能力を数値化し、その評価が確認できます。一人で毎日こつこつ取り組むのもよいですし、また、家族や仲間と数値を競い合うのも楽しいでしょう。小学生から年配の方まで体力強化の目的でもお使いいただけると思います。教育現場では体育の授業で全国ランクや偏差値、平均値などを確かめるなど、ネットサービス連携の機能を上手く利用すれば、クラス中盛り上がること間違いなしです。さらに、学校で行われる身体測定の際には、「チェック&バランス」
の測定結果も記録項目に追加してみてはどうでしょうか?
―― それはおもしろいですね!最近の子供達の体力低下や運動不足も社会問題になりつつありますが、「チェックして整える」はひとつの新しい解決方法になるかも知れませんね。
木村 そうなればいいなと考えています。
|